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Fantastic Cafeの更新日記/CG講座/創作談義
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 いきなり、「面白い話を書け!」「題材自由」と言われると、何をしたら良いのかわからなくなってしまう……。
 気になる文学新人賞が6月締めで二つほどあり、まぁ、どちらも「題材自由」なのですが、一つは過去にも開催されていたもの、もう一つは丸っきりの新設。賞の傾向を見て応募するにも、新設のものは、何を書いたらいいのやら、迷うところだったりします。
 こういうとき、「ああ、自分て発想貧困だな」と思うわけで。
 かえって、「○○と言う題材で書きなさい」と言われた方が、筆が進むのですよね。

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 賞自体の傾向を把握できれば、それに沿った内容のものを書くことが出来ると思うので、もう少し練ってみようかなぁとおもいます。応募に間に合うかどうか、さておきとして、とりあえず目標として新作を作ってみようと。
 実力を図る上でも、何かに応募して、プロの目で精査してもらった方がよいのでは、と、思うようになってきたのですね。

 こういう、文学賞などの公募へ出すときなんかは、審査員の目が、何を求めているのか、という点に着目しなければならないでしょう。純文学を期待して募っている賞に、ラノベを送るのはもってのほかですし、その逆もまた然り。見えない拘束力に気が付くかどうかで、入賞できるかどうかも変わってくるのではないのだろうか。


 自分の作品はラノベではないが、ケータイ小説でもない。どちらかと言うと、大衆文学のつもりで書いている。ところが、そういうのは携帯小説サイトではウケが悪い。
 利用している「小説家になろう」さんはPCでも携帯でも閲覧できる、PDFファイルへの変換や、縦書き、ダウンロードファイルまで作ってくれるので、大変重宝しているのだが、そこからやってきてくれる読者さんは、どちらかと言うと、いわゆる「ケータイ小説」の作家・読者さんが多いようだ。
 作風が硬めだからか、それほどアクセスもない弱小作者であるわけだが、私は別に「ケータイ小説」には興味がないのでやりたい放題好き勝手に書いている。アクセスだとか、評価点だとか、そういうのよりも、読者の反応(ただ、面白かった、つまらない、でもよい)や、自分の小説を読んだ率直な感想(酷評歓迎)が欲しくて、何とか様々な媒体で自分の作品に触れてもらおうじゃないかと試行錯誤しているところだ。

 読者数やランキングを面白さの指標として捉えている人にとっては、私のような考え方や作風は、全くの範疇外だろう。だから、私はそのような人が好き好むような作品は書かないし、そのような人に媚を売ることもない。
 中には、私の作風や表現を「面白い」「興味深い」と見てくれる人がいるようなので、私はその、ごく一部の人のためにでもいいから、自分らしさを紡いでいこうと思っている。

 しかし、私のこのような凝り固まった考えも、公募だとか、もしくは企画、競作などへの参加となると、崩さずにはいられなくなる。自分一人だけの提供スペースから、見本市へと公開の場が変わるのである。


 当然だが、公募には選考委員がいて、その人たちの求めているもの、目指すものに該当すると思われる作品が選ばれる。企画、競作においては、主催者側の提示したテーマに沿って作品を作ることが求められる。
 そのようなときに、自分の作風だけをアピールし、空気の読めないような作品を提示することなんて出来ない。限られた枠の中で、最大限に自分の味を引き出さなければならなくなってくるのである。

 提示されるテーマ、方向性がある程度決められているからと言って、その通り、単純に思いつくまま作品を仕上げたのでは意味がない。選考委員、または主催者側の、意図するところから決して離れず、かつ、意外性の抜きん出た作品に仕上げなければ……、大量の良作に埋もれ、ただの「その他の1作」に成り下がってしまうのだ。
 みんなが思いつくような題材では、とてもじゃないが、目立つことなんて出来ない。何とかして、他の参加者、応募者に負けないような捻(ひね)った発想が必要になってくる。

 無難に、与えられたテーマから物語を作ろうとすると、誰にでも思いつくような単純な話が出来てしまう。
 例えば、去年、一昨年と別々の方が主催したホラー競作に参加したが、やはり、「ホラー=霊、死体」と解釈して、そういう題材を使う人が多かった。私はどうしても、お化けだとか霊だとか、死体だとか、そういうものが苦手で、出来るだけそういうのを使わずに恐怖心だけでホラーを描けないかと試行錯誤した。
 結果、出来上がったのは、一昨年は七不思議からヒントを得た階段の話、去年はサラリーマンのサービス残業と過労死からヒントを得た話。どちらにも、お化けや霊や死体は出てこない。それでも、十分ホラーになった。
 誰も題材にしようとしないところから、求められた「ホラー」というジャンルへ話を持っていこう、そういう意気込みがあった。元々、知名度が低いからアクセス数なんて殆ど伸びたりはしなかったが、読んだ人が、「なんだこれ、なんか、他と違う!」と思ってくれたみたいなので、私の目論みは成功したといっていい。

 皆が同じような味付けを好むとしても、一つくらい、ちょっと違うのがあれば、それにぶち当たった人の心に引っ掛かることが出来る。その引っ掛かりが、自分に対して興味を盛ってくれる切っ掛けになればいいのだ。
 大量のサンプル(応募作)の中で、急激に光り輝くものを作るだなんて、素人にははっきり言って難しい。場慣れしている人、名前の知れている人が、有利に決まっているから。そこを切り崩していくには、発想しかない、と思うことがある。勿論、その発想に見合うための表現力、文章力も必要になってくるわけだが……、要するに、「誰かとは確実に違う自分」というものを、知らしめる場として、公募や企画、競作への参加をする、というのもアリではないのか……?

 しかし、単純に、「人とは違う発想」が浮かび上がるほど、人間は旨く出来ていない。そこで、常日ごろから、発想力を高める訓練をしておく必要がある。
 私はこれに、「100のお題」を使わせてもらっている。お題製作サイトさんで配布している、様々なお題。雰囲気、漢字、天気、気持ち……などなど、様々なテーマ別の「お題」から、物語を作っていくのだ。
 100もお題があるものだから、全部制覇するのはなかなか難しい……。しかし、テーマに沿って物語を考える、という訓練には最適だ。何よりも、自分の苦手を知るチャンスになる。今まで避けていた話、登場人物、舞台など、克服するきっかけになる。お題は勿論、強制ではなく、自分の思いついた順番にランダムで書いていけばいい。そしていつか、全てのお題を制覇したなら──、そこから得られたものはきっと大きいに違いない、という、マラソン級の代物なのだ。
 書けないだとか、書きたくないだとかして、苦手なお題をすっ飛ばしていると、最後に嫌なものだけ残ってしまう。何とかして全部埋めたいという意地のようなものが沸き起こって、気が付くと結構埋まっている、なんてこともあるかもしれない。

 表現力の幅が狭い、発想力が貧困だ、などという人は、お題からの物語製作を始めてみてはいかがだろう。
 束縛された中でどれほど自分というものが表現できるのか、試してみる価値はある。


 ちなみに、私は「歪んだあなたに100のお題」 (追憶の苑さん提供)で、ファンタジー小説を執筆中。無謀にも、お題の順番どおりに物語を進めるオムニバス形式。全部の話が書き終わったら、壮大な幻想絵巻になっているはず……。
 もうすこしで7話目が完了します。も、もうちょっと、お待ちを……(涙目
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無題
自分なんかよくベタな話を書いちゃうんですが(笑) 自分の場合、企画なんかに参加してもどうにもベタになるという致命的欠点があります……。発想力、こればかりは人に教えられてつくものじゃないですね。もっと精進します。

公募は自分出したことないのですが、今度挑戦してみようかとひそかに企んでおります。まあ、ダメ元で。今度、その辺のことも教えて貰えませんでしょうか。
2008-03-04 Tue 21:03
俊衛門
無題
ベタにならないようにと思うとベタになってしまう人ですよ、私は(笑
人と違うような発想に、と思いつつ、なかなか発想力がないので、書いて書いて書きまくるしかないんだろうか、とか。

公募ですが、私も手探りしながらです。
ラノベじゃなくて、大衆文学系の公募ばかり狙っているので、ライバルが全員年上(涙)という、恐ろしい状況だったり……。なんというか、教えるとか、そういうレベルにまで達していませんが、し、下読みくらいなら。
ともに頑張りましょう!
2008-03-04 Tue 23:47
天崎
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